2012年12月28日

からだは繊細です

こんにちは、がく鍼灸院です。





排卵日を予測する

妊娠を希望して来院される方のほとんどがされています。

方法としては、基礎体温を測る・排卵検査薬を使う・

病院で卵胞の発育をチェックしてもらう
などです。

基礎体温は熟睡安静時の体温ですが、

寝ているときに自分で体温は測れません。

起床後すぐ、動き出す前に測定します。

体調や就寝時間、起床時間、外気温などにも

多少は左右されます。

見本通りの綺麗なグラフにはなかなかならないものです。


低温期の最後に排卵するというイメージがありますが、

実際には低温期の終わりから高温期の始まりの間に排卵するといわれています。

低温期から高温期に入るまでの日数は個人差があります。

基礎体温だけで排卵日を予測することはできても、

特定まですることは難しいです。

基礎体温+排卵検査薬、基礎体温+病院での卵胞チェックなど

組み合わせた方が排卵予測の精度が高まります。

そのようにした上で、ある程度の期間タイミングを試みても

妊娠に至らない場合は違うアプローチが必要かもしれません。


基礎体温が二層に分かれていて、周期が安定していても

排卵していないこともあります。

卵管の閉塞やピックアップ障害などの可能性もあります。


からだのメカニズムはほんとうに複雑で繊細です。  


Posted by がく鍼灸院 at 16:01Comments(0)不妊治療